「はぁ…んっ…」
遙、必死で声を抑える。
気が付いたらなし崩し的に週1のペースで湊に舐められてる…いや、しゃぶられてる。
初めの話では定期試験の数学と英語だったはずなのに、週1の湊作成実力テストにすり替わっていた。
しかし何故だかいつも点数がいいのだ。
「じ…ゅん…のは」
「なんだ?」
湊が顔を上げる。
「潤には何をしているんだよ?」
「知りたいか?」
にやり、湊は笑う。
大学生になって普段はバイトをしている関係で遙と潤の家庭教師は別々になった。しかも本格的だ。
「間違った点数だけ腕立て伏せと腹筋をしている。」
「ずる…はぁんっ」
再び湊にくわえこまれてエロチックな声がでてしまった。
「僕…も、そっ…ちが、い…い」
しかし湊から返事はない。
イヤらしい音だけが室内に響く。
「親父と…お袋にバレたら…どーすんだよ…くっ…はぁ…」
声を我慢しているから感じやすくなっているようだ。遥はあっと言う間に追い詰められ達した。
「大丈夫だよ、確実に遥が不利だから。」
湊が不敵に笑う。
「こんなの変だよ!もうしたくない…」
言ったものの、快楽には抗えない。
「止めてやってもいいけど、条件がある」
湊が遥の耳元で何かを囁いた。
「そんなの…やっぱりおかしいよっ」 |