| するん なんの抵抗もせず、遙は着衣を全て剥ぎ取られた。
 「いつ見ても…綺麗な肌だね」
 航はうっとりと遙の裸体を眺めていた。
 「ベッドに寝て、脚を開いてごらん」
 遙は言われるままに動いた。
 「電話…湊さんに掛けて。」
 航に手渡された携帯電話から湊に電話を掛けた。
 「もしもし?兄ちゃん?あっ…」
 突然、航は遙の縮こまっている物を口に含んだ。
 「あっ…いや…んっ…」
 『遙?我慢できない子になったのか?はしたない…違うのか?』
 「あんっあんっ、いやっ、ダメ、イッちゃうっ、イクっ、イク、イクっ」
 どくん
 遙は航の口の中で爆発した。
 「今度はこっちを使うからね。」
 航は言うと、グイと遙の脚を持ち上げ、後ろの窄まりに指を這わせた。
 「イヤっ、止めて!ダメ…んっ…あ…」
 『遙、誰なんだ!誰に…ダメだ、ヤらせるな!お前は…』
 「あーっ、ううっんっ、あっ、あっ、」
 「気持ちいい?」
 「うん…気持ち、い…よぉ」
 窄まりの抵抗が徐々に弱くなり、指が一本、二本と奥に吸い込まれていき、再び姿を現す。
 「やっ、イイ…気持ちいい」
 電話の向こうで湊が泣いていた。
 『遙…好きなんだ。』
 しかしその言葉は遙の耳に届かない。
 「はあっ、あんっ」
 「湊さん、聞こえますか?遙のヨガり声。独り占めするなんて協定違反です。僕がバージンをもらいますからね。」
 言うと一気に遙を航の欲望で貫いた。
 「ひいっー」
 遙の悲鳴が受話口から聞こえた。
 
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