| 航が休みで遥が早番の日。 「ただいま」
 「おかえり。ご飯は?」
 「まだ」
 「よっしゃ」
 航の食卓には、いつも焼き肉がてんこ盛りだ。
 腹がくちくなるとベッドで交わる。
 「あっ、航っ…もっと奥っ…一杯突いてぇっ」
 「はる…かっ」
 名を呼びながら絶頂を迎える。
 「そろそろ響が帰ってくる」
 「うん」
 二人していそいそと身支度を始める。
 「おかえり」
 「…また二人でやってただろ?」
 「食後の運動だよ」
 響の食事が終わると、三人でベッドに直行する。
 遥は自ら大きく脚を開き、さながらAV女優のようだ。
 「はふんっ」
 すでに航の出したもので中は濡れている。簡単に航を飲み込んだ。
 その背後で響が航を刺し貫く。
 「あうっ…んっ」
 あらかじめジェルで濡らしておいたのでスムーズに収まった。
 響が動くと遥まで振動が届く。
 みだらな声が響き渡った。
 前後の刺激で航はあっという間に果てた。
 そのまま航はバスルームに直行し、今度は響が遥の中に入る。
 「や、あんっ」
 「航の時は大胆だよな?」
 「わかん…ないっ…んっ」
 そうして夜は更けていく…。
 
 
 「あんっ、航ぅ〜」
 今日は遥が遅番、航が夜勤。
 「なんで俺とセックスすんの?」
 「ばかだな、遥は。あんなの口実だよ。僕はずっと遥が好きだ。けどあのままじゃ、僕だけ除け者だろ?いいじゃないか、三人で居たって。そういう形もありだろ?」
 
 
 この勝負、航の勝ち…のようです。
 
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